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     日本占領期年表

1947(昭和22)年


  1月       1日 マッカーサー元帥、国民に試練突破を強調する声明。          長谷川町子『サザエさん』第1巻刊行。          新聞の見出しが左横書きになる。          吉田茂首相、年頭の辞をラジオで放送中、労働運動の左派指導部を「不ていの輩」と非難し問題となる。       2日 沼津御用邸に空き巣。女官の衣類盗難と判明。          古川ロッパ一座、東京有楽座にて正月興行を行い、「カムカムロッパ」を熱演。       3日 マッカーサー元帥、吉田茂宛に書簡。           新憲法の再検討に関する内容。          東京築地市場の初荷。野菜は期待量の半分。       4日 箱根駅伝が復活(5日、明大が総合優勝)。          国鉄、石炭不足で急行を全廃(〜4月22日)。          公職追放令を改正し、対象を3親等・言論界・地方公職などに拡大。(第2次公職追放)       5日 東京裁判被告の永野修身(おさみ)死去。享年66歳。       6日 東京上野駅地下道で凍死者続出のため、都が400坪の救済テント村建設に着手。       7日 GHQ、中国からの150万人の引揚げ計画を完了と発表。       8日 「町から村から工場から」など、総同盟などが募集した労働歌三曲が決定。       9日 警視庁、雑誌『猟奇』を猥褻(わいせつ)として押収。          全官公庁労組拡大共闘委員会、2月1日のスト実施を決定。       10日 私鉄総連結成。56組合、10万人を組織。       11日 警視庁、車載放水銃と水タンクを備えた新型消防車三台を完成し、公開する。       12日 全国鉱山労組会議、鉱産物政府買い上げ価格の引き上げなどを決議。       13日 全国労組懇、社党中心の民主政権樹立を決議。       14日 釧路港に東京向けの木炭1500トンが船舶不足で山積みのまま、と新聞に。       15日 東京新宿の帝都座5階劇場で、初の額縁ヌードショーが開演される。       16日 GHQ、占領軍将兵の日本人家庭訪問時限を午後11時までと指令。          皇室典範、皇室経済法、内閣法、各公布。       17日 自由・進歩・社会三党首会談が決裂、政府の連立工作失敗に終わる。          美人コンテストが解禁となり、今泉瑠美子さん(19)が「ミス銀座」に選ばれる。       18日 全官公庁労組拡大共闘委員会、2月1日午前零時をもって無期限スト(2・1ゼネスト)突入を宣言。       19日 小樽市の全日本学生スキー選手権で明大優勝。       20日 主要都市の国民学校で週2回の学校給食開始。       21日 新興宗教璽宇教の教祖璽光尊(じこうそん)と、幹部で元横綱の双葉山らが逮捕される。           容疑は、食糧管理法違反(食糧隠匿容疑)。       22日 闇取締りで東海道線に武装警官が初警乗。       23日 璽宇教教祖璽光尊こと長岡良子、精神病との診断で釈放。       24日 東京裁判の検事側立証が終了。       25日 米マフィアのアル・カポネ病死。享年48歳。       26日 日本優生結婚協会が、東京上野で初の連合見合いを開催。女性が男性の2.5倍。       27日 政府、新円の支払い枠を月700円に増額。       28日 内閣打倒・危機突破国民大会に30万人参加。       29日 京浜線でジュラルミン製電車の試運転。       30日 東京上野の浮浪者20人、釧路の炭鉱に就職。       31日 マッカーサー元帥、「2・1ゼネスト」に中止命令。           これを受けて、全官公庁労組拡大共闘委員会伊井弥四郎議長が全組合員に対し、           ラジオで涙の中止呼びかけを行う。   2月       1日 都内各駅に駅前広場を作る計画が決定。       2日 18歳未満の孤児、全国で12万3504人を数えると厚生省が発表する。       3日 東京の本郷下宿人組合が賄(まかな)いつき月290円の線で闘争中。           業者側は450円を要求していると新聞に。          警視庁、犯罪事件被疑者の人権を尊重して取り調べるよう各署に通達。       4日 七世尾上梅幸(おのえばいこう)が東京劇場で襲名披露公演を行う。       5日 文部省、新学制で男女共学は強制せずと言明する。       6日 労使団体が合同して、「経済復興会議」を結成。       7日 マッカーサー元帥、吉田茂宛書簡で総選挙実施を指示。          警視庁、闇物資取締りのため冷蔵庫摘発隊・倉庫摘発隊を編成。       8日 12坪以上の住宅新築・増改築が禁止される。       9日 警視庁、闇タバコの一斉取締りを開始。       10日 第92回帝国議会再開。           国会法案など、憲法付属法案の審議。          東京で「輪タク」が営業開始。2キロまで10円。          数十人によって組織されるの拳銃強盗団による強奪事件発生。           東京葛飾区の倉庫から、トラック13台分の生ゴムを強奪。       11日 ヒッチコック監督映画作品『断崖』封切される。          戦後初の南氷洋捕鯨船団の第1船が、約340トンの鯨肉を積み帰還。       12日 日本ペンクラブ(会長:志賀直哉)再建。       13日 運輸省、連合国払い下げのトラックなど1万7000台余の配分を決定。       14日 東京都、条件つきで芋の買い出しを許可。       15日 家督相続税が廃止。贈与税が新設される。          東京〜荻窪間を「親子バス」が運行。           親子バスとは、米軍払い下げのトラックを改造し、後ろにエンジンの無い古いバスを連結したバス。           1949年にトレーラーバスが導入されるまで活躍した。       16日 谷崎潤一郎『卍(まんじ)』が1000円など、紙不足で新刊書が軒並み超高値、と新聞に。       17日 憲法普及会、金沢など18都市で講演会を開催。       18日 東京世田谷で女性が野犬に喰い殺される事件が発生。       19日 東京新橋のマーケットで火災。70戸が焼失する。       20日 石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』刊行。          持株会社整理委員会、財閥解体のため10家56人を財閥家族員として指定。資産管理へ着手する。          GHQ、輸出品へ「Made in Occupied Japan(占領下の日本製)」の記載を指令する。       21日 関東地区で4日のうち3日の昼間停電が実施される。       22日 「男装の麗人・東洋のマタハリ」こと川島芳子、北平(現:北京)から南京へ護送。           南京への護送は、中国の軍事法廷出廷のため。       23日 ダイヤ急騰し1カラット45万円の高値をつける。       24日 参議院議員選挙法公布。          東京裁判で弁護団反証に入り冒頭陳述を行う。       25日 マッカーサー元帥、吉田茂宛に大逆罪の廃止に関する書簡。          埼玉県の八高線高麗川(こまがわ)駅付近で、満員の買い出し列車の客車4両が転覆。           買い出しの乗客など184人が死亡、約800人が負傷する。           事故の原因は、満員のためにカーブを曲がりきれなかったことによる。       26日 GHQ、狩猟期間を短縮し、かすみ網を禁止。       27日 官公庁労組代表、争議終了を正式に表明。       28日 台湾で反国民政府の大暴動が発生。   3月       1日 NHK、「配給だより」の放送を開始する。          風刺漫画誌「クマンバチ」創刊。          国鉄、旅客運賃25%値上げ。東京〜大阪間で三等が45円に。私鉄は旅客3.5倍の値上げ。       2日 全新聞社が教科書用に新聞用紙の供出を決定。       3日 新憲法普及計画発表。          連続暴行殺人の「小平事件」初公判に傍聴者が殺到。       4日 GHQ、南方軍事裁判で絞首刑が30人と発表。       5日 槙原悦二郎内務大臣、全国警察部長会議で「主食の強権供出」を訓示。           これにより、主食供出促進に警察力が動員されることになる。       6日 東京では米の配給が平均13日の遅れで、さらに悪化する傾向と新聞に。       7日 人事めぐり大臣不信任運動中の逓信省で、工務局の全課長含む職員300人が辞表を提出。       8日 国民協同党(書記長:三木武夫)結成。          東宝第三労組員らが「新東宝」を設立。          請願法公布。       9日 戦後初の「国際婦人デー」の集会に1500人が参加する。また、各地でも集会が開催される。       10日 全国労働組合連絡協議会(全労連)結成。           産別会議・総同盟のほか、中立系主要労組の組合員計420万人が参加する。          第1回東京都復興宝籔(たからくじ)発売。          モスクワで4ヵ国(米、英、仏、ソ)外相会議開催。           対独講和問題で米・ソの対立が表面化し、決裂。       11日 東洋レーヨン、国産ペニシリンの量産を開始。       12日 トルーマン米大統領、ソ連封じこめと共産勢力拡大阻止をねらう「トルーマン・ドクトリン」を発表。          地方軍政部に供米の厳重監視を命令。       13日 少年少女の家出が敗戦直後の20倍と新聞に。       14日 GHQ、旧日本軍艦の半量を「屑鉄(くずてつ)化」と発表。       15日 東京都35区制が22区制に整理統合される。           (8月1日に、練馬区が分離して23区制となる)          政党・協会その他の団体の結成禁止等に関する件改正。       16日 給食費15円が払えず、給食を食べない児童がいると朝日新聞「声」欄に投書がある。       17日 選挙運動の文書図画等の特例に関する法律公布。          改正参議院議員選挙法公布。          マッカーサー元帥、早期対日講和声明。          都内23駅で発疹チフスの予防注射を開始する。       18日 第1回勤労者駅伝競走開催。日立製作所が優勝。          アジア極東経済委員会設置。       19日 中国国民政府軍、延安に侵入。人民解放軍は北へ移動。       20日 列車持ちこみ荷物の全国一斉取締り開始。千葉県松戸駅では米50余俵が押収される。       21日 千葉県の中山競馬、4年ぶりに復活。       22日 日本鳥学会、キジを日本の国鳥に選定する。          米国で公務員の忠誠テストが実施される(「赤狩り」の開始)。          マッカーサー元帥、吉田茂宛書簡で、食糧危機克服のための経済安定本部による総合処理の必要性を勧告。       23日 4月の総選挙に占領軍が監視班を編成すると新聞に。       24日 GHQ、養殖真珠を戦後初めて米国に出荷する旨を発表。       25日 東京有楽町に初のロードショー劇場「スバル座」が開場。           ガーシュインの生涯を描いた「アメリカ交響楽(ラプソディー・イン・ブルー)」封切。           入場料は25円と高額であったが、10日間分の前売り券が完売となる。       26日 鉄道弘済会、大阪駅で貸し腰かけの営業開始。          中央農地委員会官制公布。       27日 中央農地委員会、府県別の地主保有面積を決定。          極東委員会(FEC)、日本の新憲法再検討に関する指令をマッカーサー元帥に通知した旨発表。          マッカーサー元帥、吉田茂宛書簡で極東委員会(FEC)の憲法再審査条項の政策決定について通告。       28日 県別供米は宮城県完納、新潟県低調などと新聞に。          恩赦法公布。       29日 政府、投票棄権防止に職場半休を全国に通達する。       30日 春の甲子園大会が復活し開幕。(徳島商が優勝)       31日 改正衆議院議員選挙法公布され、衆議院解散(帝国議会の終幕)。          第1回農地買収が実施される。対象農地は、11万7424ヘクタール。          財政法公布。          教育基本法・学校教育法公布。          修正資本主義を旗印に、日本民主党結成(総裁:芦田均)。           進歩党を中心に、自由党・国民協同党の脱党者が加わり145人の勢力で衆議院第1党となる。   4月       1日 6・3制や男女共学を基本とする新学制の開始により、小学校・中学校発足。          町内会・部落会・隣組制度が廃止される。          上越線高崎〜水上間に戦後初の国鉄電化区間が開通。          森川信一座が浪花座で関西初のヌード公演。       2日 国連安全保障理事会、旧日本委任統治領の南太平洋諸島をアメリカの信託統治領とする案を可決。       4日 東京都、ゴミの分別収集を開始。       3日 後楽園球場に初のウグイス嬢が登場。       5日 都道府県・市区町村の第1回首長選挙が実施される。           東京都知事に安井誠一郎、大阪府知事に赤間文三が当選。また、4人の女性村長が誕生する。       6日 共産党公認衆院候補の松本三益が演説中刺される。       7日 労働基準法公布。(施行は9月1日)       8日 公共職業安定所設置。          新宿に軽演劇の「ムーランルージュ」再開。初日の演目は、山本浩久構成の「スイングショウ」など。       9日 東京裁判被告大川周明(しゅうめい)、精神鑑定で審理除外となる。       10日 東京中野市場で貨物車3台分の闇物資が押収される。       11日 極東委員会(FEC)、日本の教育制度の刷新に関する指令。          ボーイスカウト連盟、復活。       12日 牧師で日本YMCA会長の植村環、戦後初の公式欧米親善訪問を終えて帰国する。       13日 カフェー女給千数百人が「トーキョー・ウエイトレス・ユニオン」を組織し、月給制実現と新聞に。       14日 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)公布。           (7月1日に一部が施行。全面施行は7月20日)          「海外渡航日本人に対する渡航証明書に関する覚書」公布。       15日 日本サイクリング協会設立。       16日 マッカーサー元帥、吉田茂宛書簡で最高裁判所判事の任命に関して示唆。          裁判所法公布。          マクマホン・ボール、オーストラリア外相宛書簡で、日本の再軍備に関して所見を述べる。          横浜で占領軍将校夫人が生け花大会を開催。       17日 地方自治法公布。          雑誌を六四ページに制限するなど、用紙割当を強化。       18日 日本国憲法施行の際に現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律公布。          デベラル課長、反共労働者教育の必要性についてコメント。          駅弁値上げ。これにより、普通弁当5円・鉄道パン2円となる。       19日 民法・民事訴訟法・刑事訴訟法の応急的措置法、各公布。          学童の体位は明治末期と同じ、と新聞に。       20日 第1回参議院議員選挙実施。(社会党47議席で第一党)          飯田市で大火、市街地の8割に相当する4110戸が焼失する。罹災者(りさいしゃ)は約1万8000人。       21日 この日発表の『GHQ占領報告』によれば、1月の円・ドル実勢レートは100対1。       22日 NHK「街頭録音」で「ラクチョウのお時(とき)」ら街娼へのインタビューを放送。       23日 国鉄で急行復活。東京〜下関間は5時間短縮される。          フラナガン神父、マッカーサー元帥の招へいに応えて来日。           フラナガン神父は米国で孤児問題に積極的に取り組んでいるカトリックの司祭。           (米国ネブラスカ州の孤児施設「少年の町」の創設者)           日本政府にも孤児問題について多くの提言を行った。       24日 警視庁、嘘発見器を初めて実験。       25日 第23回衆議院総選挙実施。(社会党143議席・自由党131議席)           婦人議員が39人から15人に減少する。          小学校でローマ字教育を開始する。       26日 関西交響楽団が初の演奏会(指揮:朝比奈隆)。       27日 社会党書記長、新円再封鎖は行わないと言明。          マッカーサー元帥、総選挙結果について「国民は中庸を選んだ」との声明を発表。       28日 極東委員会(FEC)、憲法改正に関して新たな指令を出さないことを決定。          志ん生・円生の満州引揚げを歓迎し、金馬・文楽らが日劇小劇場で「落語五人会」を開催。       29日 宮内省にも労組結成運動、職員懇話会発足で収拾、と新聞に。          茨城県那珂湊町で大火、1500戸が焼失。          改正金融緊急措置令公布。       30日 枢密院、皇族会議を廃止。          都道府県会・市区町村会議員選挙が実施される。(第1回統一地方選挙)          国会法公布(議員法廃止)。          ホイットニー、「内務省の分権化に関する覚書」提示。    この月、当用漢字・現代仮名づかいによる国定教科書の使用が始まる。    この月、魚不足に悩む都民のために宮城(皇居)外堀での釣りが約70年ぶりに解禁となる。   5月       1日 昭和天皇、宮城(皇居)内を通行中に日本人記者と初会見。          山形県酒田市の東京裁判出張法廷で、石原莞爾(かんじ)が証言台に。           石原莞爾はこの法廷で「自分が戦犯でないのは納得できない」と発言。       2日 最後の勅令「外国人登録令」公布。          マッカーサー元帥、吉田茂宛書簡で、国会などにおける国旗掲揚を許可。          枢密院官制廃止の件、官吏服務規律改正、各公布。       3日 日本国憲法施行。           憲法普及会が、記念式典開催。          吉田茂、憲法の施行に際し、マッカーサー元帥宛に書簡。          「憲法施行後に有効な政令に関する件」公布。          劇団俳優座、三越劇場で初の新劇公演を開始。       4日 足立区で不発高射砲弾が爆発し少年5人負傷。       5日 中央線などに女性・子ども専用車両が登場。       6日 都の「銅像審判」で東郷平八郎ら追放と新聞に。       7日 政府、官吏の基本給を1600円に決定。       8日 GHQ、食糧15万トンの放出を許可。これにより、5月は遅配なしの見こみがたつ。       9日 社会・自由・民主・国協、四党連立で合意。          経済復興会議、値下げ運動への協力を決定。       10日 隅田川に「ポンポン蒸気船」が復活、と新聞に。       11日 長良川で5年ぶりに観光鵜飼いが復活。       12日 取締り強化および値下げ運動強化などの影響で、闇値に初めて下落の傾向が出ている、と新聞に。       13日 東京裁判で「南京事件(南京大虐殺)」の審理が開始される。       14日 奈良法隆寺五重塔の解体修理工事が始まる。       15日 大蔵省、インフレ防止に無記名定期預金創設。       16日 東京都内7ヵ所に、全国に先駆けて「簡易裁判所」が設置される。       17日 参議院無所属議員58人が「緑風会」を結成。          石橋湛山(たんざん)蔵相ら3閣僚が公職追放に。       18日 第1回全国そろばん選手権大会(全国商工会議所珠算連盟主催)開催。           東京神田の中央大学講堂に643人が集合し、腕を競った。       19日 日経連の前身団体である「経営者団体連合会」が結成される。(「日経連」への改称は、翌1923年)       20日 第1次吉田茂内閣総辞職し、特別国会召集。          「緑風会」の構成議員数が92人に増大。参議院最大勢力となる。          国鉄、闇転売防止のため、100キロ以上の遠距離切符に本人確認用の旅行票をつける。          小津安二郎監督「長屋紳士録」封切。       21日 GHQ、日本の呼称として「帝国」の使用を禁止する。       22日 配給大豆粉の下痢をしない調理法が新聞に。       23日 衆参両院、社会党委員長片山哲を首相に指名。       24日 飲食店業界代表ら、警視庁と会見。「闇物資徹底取締り」は「非現実的」と主張。       25日 新宿紀伊國屋書店(設計:前川国男)が再開する。       26日 阿蘇山が14年ぶりに大噴火。          甲府の銀行が、遅くて高い郵便をやめて東京まで飛脚(ひきゃく)を利用、と新聞に。       27日 経済安定本部、基礎産業への重点融資決める。       28日 自由党、四党連立への不参加を正式決定。          動物愛護週間始まる。(〜6月3日)           これに合わせて、東京都と東京レクリエーション協会がパレードなどのイベントを開催。       29日 平林たい子の「かういふ女」、第1回女流文学者賞を受賞。       30日 パン・アメリカン航空、南まわりのアメリカ〜アジア航空路の開設計画を発表。       31日 幣原喜重郎民主党名誉総裁、三党連立に反対し辞意を表明。   6月       1日 片山哲内閣成立。           社会・民主・国協連立で初の社会党首班内閣が成立。外相:芦田均・逓相:三木武夫。          初診料が無料となり、保険料率も引き下げられる。       2日 北海道では配給が全道で一ヵ月遅配と新聞に。       3日 文部省、学校における宮城遥拝(ようはい)・天皇陛下万歳・天皇の神格化的表現の停止などを通達。          GHQ、戦後初の乗用車生産を許可する。このときの生産許可台数は350台。          イングリット・バーグマン主演「ガス灯」封切。       4日 国鉄労組総連合、単一労組結成に向け解散。       5日 米政府、欧州復興の「マーシャル・プラン」を発表。       6日 厚生省、初の産児制限実態調査を発表。       7日 将棋名人戦で塚田正夫が木村義雄を破る。       8日 日本教職員組合(日教組)結成。公称組合員数は50万人。          石坂洋次郎「青い山脈」が朝日新聞で連載開始。          府中競馬場で3年ぶりに日本ダービーが復活。       9日 閣議、食糧確保・賃金や物価の全面改定など8項目の経済危機突破緊急対策を決定。       10日 一水会・二科会などが第1回連合展を開催。       11日 警視庁、カフェーを喫茶店とし、営業再開許可。       12日 GHQ、財閥の最高機構は完全に解体されたと発表。       13日 大相撲夏場所で史上初のトーナメント優勝決定戦。           横綱羽黒山が力道山などを破り優勝。       14日 相模ダム(15年起工)の竣工式挙行。       15日 琉球共和国の独立めざす沖縄民主同盟結成。       16日 高知高校が食糧難で期末試験中止と新聞に。       17日 E・カザン初監督作品「ブルックリン横丁」封切。       18日 東京地裁、「小平事件」の小平義雄に死刑判決。       19日 日農など75団体が農業復興会議を結成。       20日 杉並区で若い女が小学生二人からワンピースをだまし取る事件が発生。(この頃「はぎとり魔」横行)       21日 東北・上越線など主要5幹線に急行が復活。       22日 学生のアルバイトは「三角くじ売り」や「本売り」が主流、慶大生の9割がバイト希望と新聞に。       23日 NHK「街頭録音」で片山首相と和田経済安定本部長官が市民4000人と対話。       24日 米国アイダホ州上空で、空飛ぶ円盤が目撃される。初のUFO報告。       25日 黒澤明監督「素晴らしき日曜日」封切。       26日 警視庁、露店街の暴力団一斉検挙を開始。       27日 食糧事情悪化のため欠席がふえている東京都の小・中学校で、夏休みの繰り上げを決定。       28日 水不足のため、関東地区で一般工場の休電が週1回から2回に増える。       29日 大相撲で前田山が横綱昇進。第39代横綱の誕生。       30日 新潟県、28日からの集中豪雨により、田畑4万7100町歩が冠水する。   7月       1日 NHK「向う三軒両隣り」放送開始。          公正取引委員会発足(委員長:中山喜久松)。           これにより、独占禁止法の一部を施行。          東京都庁が官公庁としては初めて職場結婚(継続勤務)を公認し、貸し付け6000円を決定する。       2日 東京都、価格高騰理由に青果のせり売りを禁止。       3日 国務相、潜在合わせ失業者800万人と答弁。          GHQ、三井物産と三菱商事の徹底的解体を指令。           日本政府、この指令をうけて両社の所有株券を押収する。       4日 日本初の『経済白書』発表。副題は「財政も企業も家計も赤字」。       5日 1800円ベースの新物価体系発表。          食糧危機対策で、外食券食堂などをのぞき全国33万軒の飲食店が休業。           これ以後、裏口営業さかんになる。          NHK「鐘の鳴る丘」放送開始。       6日 対米英ソ中賠償用の旧海軍艦艇36隻出港。       7日 国鉄運賃3.5倍に値上げ。私鉄も値上げ。       8日 生活保護法による扶助基準引き上げ。五人家族で630円が912円に、と新聞に。       9日 巣鴨でサッカリン密造中に薬品が爆発。2人重傷。       10日 新潟県、地すべり続く根知(ねち)村などに移住命令。          静岡県登呂遺跡(発見は1943年)の発掘開始。       11日 東京都の消費者物価は敗戦時の4.3倍と新聞に。       12日 藤原歌劇団、帝劇で「タンホイザー」を初演。       13日 登呂遺跡(発見は1943年)の第2次発掘調査開始。       14日 社会党特別委、炭鉱国家管理法案大綱を決定。       15日 地質学者の水上武、浅間山の大爆発を予測。           (浅間山は、この年の8月14日に爆発し、登山者11人が焼死している)       16日 東京新橋の闇市を仕切った「松田組」が解散。       17日 食糧事情悪化。東京の配給の遅れは月末に25日分、秋には40日分になる勢い、と新聞に。       18日 横浜で、国内初のB級戦犯法廷が開廷。       19日 東京都引揚者団体連合会、旧陸軍技術研究所の空家500棟を占拠。           (今月22日、引揚げ者への開放が決定)          『西田幾多郎全集』刊行。3日前から徹夜行列。       20日 独占禁止法、全面施行。          沖縄人民党結成(9月11日、沖縄社会党結成)。       21日 銅像追放第1号として、「軍神」広瀬武夫像を撤去。       22日 日本産児制限連盟発足。          旧陸軍技術研究所の空家を引揚げ者へ開放。       23日 隠匿物資摘発を種に恐喝した経済安定本部調査官を前橋地検が検挙。       24日 東京都、主食欠配の補給に佃煮を配給。       25日 平野力三ら日農脱退派が全国農民組合結成。       26日 東京で集団食中毒続発。3日で487人が被害。       27日 鎌倉13万人、片瀬海岸20万人の記録的人出。       28日 滝沢修・宇野重吉らにより民衆芸術劇場(劇団民芸)が結成される。       29日 東京築地の小料理屋などが銀座で生活資金獲得売り立て会を開き、商売道具を売る。       30日 戦災復興院、全国の家屋復興は26パーセントと発表。       31日 出版・新聞の公職追放拡大され67社を追加。   8月       1日 東京都に練馬区を新設し、東京都が23区制となる。          空気座、田村泰次郎作「肉体の門」上演開始。       2日 中学校用副読本『あたらしい憲法のはなし』・高校用副読本『民主主義の手引』発行。       3日 鎌倉カーニバルが復活し320万人の人出。       4日 最高裁判所発足(初代長官:三淵(みぶち)忠彦)。       5日 住宅獲得同盟が結成され、東京で国民大会を開催。       6日 広島市で初の平和式典挙行。       7日 「コン・ティキ号」、ペルー〜ポリネシア間8300キロの太平洋漂流実験に成功。       8日 都内に狂犬増加、14匹発見と新聞に。       9日 古橋広之進、400メートル自由形で世界新樹立。       10日 大量放出で米の闇値下がる。           1升200〜250円が130〜150円に。       11日 東京都内中等学校授業料を月50円に倍増と決定。       12日 米国務省、パン・アメリカン、ノースウエスタン両航空会社に対日航空路の運航を許可。          ジョン・フォード監督「荒野の決闘」封切。       13日 羽田飛行場で米機が墜落、日米7人が死傷。       14日 浅間山爆発。山火事で登山者11人が焼死。          パキスタン、英から独立(15日インド独立)。       15日 GHQと政府の強力な監督下に、民間貿易が再開。       16日 米貿易代表団滞在のホテルに、売りこみの日本人業者400人が殺到。       17日 北海道空知地方の水害で水田冠水5998町歩、浸水3319戸と道庁発表。       18日 全国チョコレート工業協同組合、子ども向け配給用にと2000万個の提供を申し出る。       19日 最後の全国中等学校野球大会閉幕。           九州勢で初めて福岡県の小倉(こくら)中学が優勝。       20日 全逓(ぜんてい)、給料繰り上げ支給を要求し、集団欠勤戦術を開始。(山猫スト)       21日 米領事館にGHQ将兵と日本人女性との結婚822組が届け出る、と新聞に。       22日 物価庁、鮮魚の公定価格を9割値上げ。闇にまわって市場に出ない魚の入荷をふやすため。       23日 日本製タバコの注文が海外から殺到と新聞に。       24日 大蔵省が税金は新円で納付の方針と新聞に。       25日 黒字家庭は1割、「朝日新聞」の世論調査発表。       26日 米第八軍、東京湾内での遊泳禁止を解除。       27日 二科会、日展の官僚化を理由に不参加を発表。       28日 都営住宅抽選。募集351戸に約6万人が殺到。       29日 横浜で「貿易再開記念」女子野球大会開催。       30日 混雑緩和に占領軍専用車への一般客乗車を許可。       31日 国連原子力委員会、広島・長崎の放射能による遺伝的影響につき、長期にわたり調査を行うと発表。   9月       1日 労働省発足し、山川菊栄が初代婦人少年局長に任命される。          GHQの指令で「ラジオ体操」が中止される。          小・中学校で社会科の授業が始まる。          第1回日本ボクシング選手権大会表彰式。6階級の各級チャンピオンが決定する。       2日 北海道開拓者の花嫁候補11人が集団お見合い。       3日 東京井の頭公園で米軍投下不発爆弾が爆発。       4日 日本〜中国間の航空郵便が再開される。       5日 松竹歌劇団のレビュー「アラビアン・ローズ」が、東京の「新宿第一劇場」で上演開始。       6日 静岡刑務所で、看守の失言などから服役囚40人が暴動(10日、9人が集団脱走)。       7日 日曜日に初の電力制限。一般家庭への送電を半減、工場へは全面停止。       8日 若松市の高松炭鉱でガス爆発が発生し、21人が死傷。          国鉄、乗車券1人1枚の発売制限を解除。       9日 値上げで客減少の東京の銭湯が、1円値下げして大人3円とすることを決定。       10日 戦犯裁判終えた元第18軍司令官安達二十三(あだちはたぞう)、ラバウルで自殺。          静岡刑務所で、9人が集団脱走。       11日 沖縄社会党結成。          安井都知事、財政は十億円余の赤字と報告。       12日 物価庁、マッチ・化粧品・歯磨きを値上げ。       13日 音楽・体育など4科でレコード教育と新聞に。       14日 キャスリーン台風が関東地方に襲来。           1都6県、100以上の市町村が濁流にのまれる。死者1077人、行方不明853人。           その後台風は、東北地方へ移動し、16日まで猛威を振るった。       15日 検事から弁護士への転職が続々、と新聞に。       16日 GHQ、連合国への賠償として陸海軍工廠(こうしょう)17工場の機械1万9561点を指定。       17日 政府、隠退蔵物資の情報提供に報奨金と発表。       18日 持株会社整理委員会、地方財閥16社を指定。          GHQ、給食用粉ミルク4714トンを放出。       19日 戦災復興院、水害地復旧のため臨時建築制限規則を撤廃。木材の配給などを決定。       20日 水害で交通途絶の東京〜千葉間に臨時航路。       21日 山内リエ、陸上五種競技で311点の日本新記録。       22日 日ソ貿易協定調印。日本は木造船と艀(はしけ)を輸出。          欧州共産党代表が「コミンフォルム」設置を決定。       23日 水害の葛飾区で5万人が飢餓状態、と新聞に。          食糧不足のため、この年から水田となっていた東京上野の不忍池で、稲の刈り入れ。           不忍池は重要な食糧生産地とされ、稲作の他にも、冬には麦作を実施した。           池として復活するのは、1950年のこと。       24日 GHQ、小型鉄鋼輸送船15隻の建造を許可。       25日 公職追放された元枢密院議長清水澄(とおる)が自殺。       26日 映画演劇人が入場税15割引き上げ反対大会。       27日 原節子主演「安城家の舞踏会」封切。       28日 初のサンフランシスコ〜東京直航便(パン・アメリカン航空運行便)が羽田着。       29日 甲府刑務所の脱走囚が2日間で3人を殺傷し自首する。       30日 民間貿易第1船が米国へ向けて横浜港を出港する。           積み荷は、クリスマス用豆電球、陶器、浅草海苔など。   10月       1日 第6回国勢調査実施。           調査の結果、総人口7810万1473人。東京都500万7771人。大阪府333万4659人。          衣料の切符制が復活。果物は自由販売に。          「帝国大学」の名称が廃止される。       2日 5年ぶりの砂糖の一般配給が決まる。年内には子どものない家庭にも本物の砂糖。       3日 東京新橋駅に紙幣式公衆電話設置。       4日 自由党の3代議士、天皇の地方巡幸を椰楡(やゆ)した雑誌『真相』を不敬罪で告発。       5日 NHK「日曜娯楽版」放送開始。       6日 文部省、教育漢字881字を発表。       7日 政府、財界・報道関係991人を公職追放。       8日 土浦市で全国の開拓民代表が危機突破大会。       9日 政府、新警察制度を指示する「マッカーサー元帥書簡」を発表。           内容は、自治体警察の独立や公安委員会設置など。       10日 電球が1世帯につき1個ずつ配給される。       11日 山口良忠東京地裁判事、配給生活を守り栄養失調で死亡。       12日 炭鉱労働組合全国協議会、日鉱と炭連に分裂。       13日 秩父・高松・三笠の3直営宮家を除く山科家など11宮家51人が皇籍を離籍する。       14日 米国で「ベルX1」機が、初めて音速を破る。       15日 高知県室戸町で、漂着機雷が処理中に爆発。30数人が爆死・行方不明。       16日 GHQ、NHKの公共化と民放開設を示唆。       17日 GHQ、米航空会社に日米定期線の運営許可。       18日 中国行政院長、琉球の中国帰属を要求と言明。       19日 袋かけ用の紙が不足している青森のリンゴ農家が、古新聞送ればリンゴを返送と新聞に。       20日 山形県尾花沢町で、米の供出取締りに抗議し、30人が派出所を襲撃する。       21日 国家公務員法公布。公務員を「公僕」と規定し、国家公務員の団体行動などを制約する。       22日 米軍、主食供出の報奨に軍靴を贈ると発表。          中国河北省高等法院、「男装の麗人・東洋のマタハリ」こと川島芳子に死刑判決。       23日 元労農党委員長大山郁夫、亡命先のアメリカから15年ぶりに帰国。       24日 全逓の集団欠勤戦術で郵便物の差し出し制限。       25日 警視庁、夜間非常警戒を実施し、一晩で強盗など161人を現行犯逮捕。       26日 改正刑法公布により、不敬罪・姦通罪廃止となる。       27日 果物など132品目の公定価格廃止。       28日 東宝交響楽団、第1回定期演奏会(指揮:近衛秀麿)。       29日 GHQ、戦争設備となる全機械の破壊を命令。       30日 ジュネーブで、「関税と貿易に関する一般協定(ガット)」調印。23ヵ国が参加。       31日 米議会合同委、終戦以来の米国の救済援助額は190億ドル以上と発表。うち日本は七億ドル弱。   11月       1日 NHK、クイズ番組「二十の扉」放送開始。       2日 経済安定本部の「支出モデル」が新聞に。           内容は、月1800円の「基準生活費」で暮らすための支出プラン。           酒は月一合までとされた。       3日 警視庁、初の火災警報を発令。湿度47パーセント。          連休で箱根に1万6000人の人出。箱根登山鉄道の小田原乗り入れ後では最高記録。       4日 片山哲首相、初の罷免権を発動し、平野力三農相を罷免。       5日 警視庁、生活費の75パーセントで闇物資が購入されていると発表。       6日 戦争のため婚期を逸した男女386人が多摩川畔で集団見合い大会を行う。       7日 最高検察庁、敗戦時の「大造事件(大阪造兵廠での横領事件)」の調査を開始する。       8日 逓信省、郵便宛名に「支那・満州」の語を使用禁止とする。       9日 東京後楽園球場の「モク拾い」、1日300本拾って月収3000円の内職、と新聞に。       10日 日本自治団体労組連合会(自治労連)結成。       11日 米第八軍司令官、「日本は米国の防壁」と演説。       12日 プロ野球日程終了。           1球団増えて、今期より合計8球団での公式戦。           大阪(現・阪神)優勝。最優秀選手は若林忠志選手(大阪)。           「青バット」の大下弘選手(東急)が、首位打者と本塁打王の「二冠王」を達成。            (大下選手の本塁打王は2年連続の快挙)       13日 横浜事件での拷問容疑で元特高係長らを起訴。       14日 倉敷天文台の本田実、新彗星(本田彗星)を発見する。       15日 長野県神坂(みさか)村で「藤村記念堂」が落成。       16日 NHK、戦後初の「全国児童唱歌コンクール」を開催する。       17日 外務省、海外残留邦人は82万人余、うち約74万5000人がソ連地区と発表。       18日 岡山県津山税務署で、給料だけでは生活不可能と全員が辞表を提出。       19日 農業協同組合法公布。       20日 衆議院、「臨時石炭鉱業管理法案(炭鉱国家管理法案)」で大混乱となる。          イギリスでエリザベス王女の結婚式挙行。       21日 都燃料対策連合協、1世帯当たり1俵の炭の年内確保または買い出し許可を要求。       22日 衆議院、「臨時石炭鉱業管理法案(炭鉱国家管理法案)」をめぐり乱闘。          孤児写真移動展で13人の親が名乗り出る。       23日 自由人権協会が創立される。初代理事長は、海野晋吉(うんのしんきち)。       24日 水不足で電力事情最悪となる。           関東地方は米軍施設などのぞき、全地区の送電を停止。       25日 第1回共同募金が開始され、募金総額5億9297万円。           (翌1948年の第2回共同募金より「赤い羽根」を使用)       26日 中ソ、対日理事会で教科書『くにのあゆみ』の中ソ関係記載の改訂を要望。       27日 日産、普通乗用車「ダットサン・スタンダード・セダン」を発売。価格は16万円。       28日 初の女性専用図書館「お茶の水図書館」開館。       29日 国連総会、「パレスチナ3分割案」を採択。       30日 前日の雨で電力事情好転、配電制限が緩和される。          歌舞伎の上演禁止が解除され、「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言が東京劇場で興行される。   12月       1日 特等100万円の宝くじ発売。1枚50円。       2日 戦後初の英映画「第七のヴェール」封切。       3日 埼玉県の秩父夜祭に10万人。6人が圧死する。       4日 東大戦没学生の手記『はるかなる山河に』刊行される。       5日 「顔役」追放の効果もあり、学生の露店が盛況となる。稼ぎは平均5000円、と新聞に。       6日 酒類の自由販売開始(清酒1級1升550円)。       7日 政府、菊池寛ら185人の公職追放を発表。       8日 「臨時石炭鉱業管理法(炭鉱国家管理法)」成立。          知恩院、浄土宗から離脱し本派浄土宗を設立。       9日 山田五十鈴(いすず)・土方与志(ひじかたよし)主演「女優」封切。       10日 東京都、上野駅地下道の浮浪者1000余人を収容。       11日 南北アメリカに在住の日系人150万人が、日本救援に30万ドルの義援金と新聞に。       12日 児童福祉法公布(施行は翌年1月1日)。       13日 社会党左派、党内野党化を声明。          キューバ産砂糖を積んだ輸入第1船が横浜入港。武装警官81人などが出動し、厳重警戒にあたる。       14日 高知県尾川村の吊り橋渡り初めで、ワイヤーが切れ村民転落。1人死亡、10数人重軽傷。       15日 太宰治『斜陽』刊行。       16日 カーテンなど室内装飾用織物の製造を禁止。       17日 警察法公布。警察の地方分権化と民主化をうたう。           中央集権的警察を解体し、国家地方警察(国警)と自治体警察の2本立てとなる。       18日 過度経済力集中排除法公布。          大阪市で市民の「隠退蔵物資摘発隊」300人が住友金属の工場に押しかけ乱闘となる。       19日 タバコ、平均2.5倍の値上げ。配給用から自由販売用になった「光」は12.5倍に。       20日 「臨時石炭鉱業管理法(炭鉱国家管理法)」公布。これにより炭鉱は国家管理となる。       21日 都が正月用の砂糖を1人10匁(もんめ)配給と新聞に。       22日 改正民法公布。結婚の自由や男女平等を規定。これにより「家制度」廃止。          1都13市を対象に、都会地転入抑制法公布。       23日 都食糧営団、餅つき講習会を開催。配給の糯米(もちごめ)500グラムを、洗い桶とビール瓶で餅に。       24日 閣議、競馬の国営化を決定。       25日 国鉄労組・全逓、政府の争議自粛要請を受諾。       26日 東京で、メッセンジャー・椅子貸し業・税金値切り屋など新商売が繁盛、と新聞に。       27日 GHQ、新年の日の丸掲揚を許可する。       28日 戦後初の外国人観光客を乗せ、世界一周の米客船「プレジデント・モンロー号」が横浜に入港。       29日 出生届の人名が当用漢字に限定される。          広島県因ノ島(いんのしま)で貨客船転覆。38人死亡。       30日 池部良主演「春の饗宴」封切。           笠置シズ子の歌う主題歌「東京ブギウギ」が大ヒットとなる。       31日 内務省廃止。  この年、用紙事情の悪化により『文藝春秋』など雑誌に休刊が続出。  この年、扇情的「カストリ雑誌」が氾濫。  この年、スカートが流行する。  この年、性病が蔓延し、推定患者数40万人。

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